前回、たくさんの証券口座を持つ意味を書いたわけだが、
私が株式投資を始めてから、もう10年ほどたつ。別記事で書いたが、はじめはNISAから入った。また、損しない投資としてIPO(新規上場株)もやってみた。とはいっても、人気がありすぎて全然買えず、とうぜん儲けにありつくことなんてできなかったわけだが。そんなIPO投資の当選確率を上げるために、どんなに面倒でも、たくさんの会社で証券取引口座を開いたほうがいい、と株式投資経験の豊富な先輩は勧めてきた。たくさん申し込めば、IPOに当たる確率も何倍にもなるからだ、
ありがたいことに、話題のIPO銘柄である東京メトロに、たくさんの証券会社から申し込んだら、さすがに400株分、当たった。
これと似たような、1つ前の大型公共系上場と言えばJR九州だったと思うが、その時も確か300株あたって、税込みで15万円ほど儲かった記憶がある。よく考えるともう8年も前のことなんだが、、、。
でも、たとえ8年に一度でもいいので、こういう気持ちよい体験ができるからこそ、たくさんの証券会社の口座を維持しておこうという気になるのだ。
一方で、証券会社が嫌いな人もいる
そりゃ人間だから、そういう人もいるだろう。私の最近聞いた話で言うと、親が亡くなって相続財産を調べていたら、株取引をしている記録があった。でも、株を相続するには証券口座を開かなくてはならず不便だ、とぼやいていた人がいる。
たしかに株は始めるときが面倒(覚えることが多い)わけだが、一度覚えると利殖に繋がってとてもよいのだけれど、、、。本当に残念に思うね。