いまや、インターネット広告は、検索履歴をもとに、その人が興味を持ちそうなものばかりが表示される時代ですが、昨年、私が副業だの投資だのを検索していた一時期「みんなで大家さん」の広告が出まくっていたんですよね。
ご存じのかたも多いと思いますが、同サービスは、大規模不動産開発プロジェクトの投資資金を小口で販売し、家賃から得られる収益を投資者間で分け合おうという投資商品です。
ただ、こうした儲け話には、かつて和牛預託商法のような詐欺事案もみられたことから、本当に大丈夫なの?詐欺じゃないの?という声はもともとありました。
その危なさとは、要するにポンジスキーム(事業から収益をあげて出資者へ配当還元するのではなく、新規に集めてきた投資資金を既存の出資者への配当に回す自転車操業)ではないかという疑いです。
「みんなで大家さん」側も、そういう不安を払しょくするのに必死で、こんなページを作ったりしてました。
はじめての方へのページです。みんなで大家さんシリーズを他の資産運用商品と比較し、商品のコンセプト、元本の安全性を高める優先劣後システムの仕組み、利益分配金についてご説明いたします。
私も一時期迷いましたよ。
だって、一般的な不動産投資(ワンルームマンション賃貸)などに比べ、投資額が少なくて済む、借金しなくて済む、転売が容易、価格が下がりにくいなどのメリットを並べたてられたら、誰だってその気になります。
でも、やはり怪しかったんです。
ワンルームマンション投資をするときに、現地を見ないで買っちゃうの?という話があるのと同じで、「みんなで大家さん」の事業実態に確信が持てませんでした。かといって現地を見に行く余裕はありません。
なので私は投資を見送りました。
で、実際、テレビ取材の結果は、惨憺たる結果だったみたいです。
00:00 分配金の遅延・停止…「みんなで大家さん」とは?08:55 実態なきバナナ生産・ガラガラのテーマパーク16:13 新たな疑惑「神バナナ」 記者が奄美大島まで追跡取材 「老後のための資金を補いたい」と考えてある不動産ファンドに出資した人たちから、いま悲鳴が上がっています。そのファンドの名は「みんなで大家さ...
老後資金をぶち込んで、返ってこないかもしれないという方には同情しますが、自己責任も相当あると思いますね。







