真夏のレジャー(家族サービス)を無料で済ます節約こそFIRE志望者には大事

暑い夏。我が家も例外ではなく、子どもたちからどこかに連れていけとせがまれ、連れて行かなければいけないものの、いざ行くと当然お金が出て行ってしまう。これはFIRE志望者には耐えがたい浪費という面もある。

そんなジレンマを解決する一手が、実はある。株式投資によって生み出される株主優待の利用だ。

夏のプールレジャー費1万円を浮かす優待

夏のレジャーと言えばプール。

かつては夏のレジャーといえば海水浴だったが、現在は交通アクセスや、安全・快適面でも優れるプールレジャーのほうが人気である。

さりとて水遊びをするなら自然ならではの波がある海のほうが本来魅力のはず。だが、今やプールでも、造波プールや流れるプールが当たり前になって、海は差別化ができなくなったのだろう。

それこそ海の家だって、コスパや料理メニューを考えると、場所ごとに当たりはずれがあるしね、、、。

ただ、海は、海の家利用料を除けば入場料自体は不要だから、利用コスト面ではお得ともいえる。これがプール(特に民営プール)なれば、相応の設備投資がなされている分、一人一日数千円と、それなりの利用料がかかってしまうからだ。

ちなみに我が家で愛用しているのが東京あきる野市にある「東京サマーランド」。とにかくプールの広さ・豊富さが特徴である。プールとは別に、観覧車や絶叫系などの乗り物もあるが、運営としてはあくまでプールとセット(プールがメイン)であり、それゆえ夏期しか営業しない。当然、稼働期間が短いゆえに、経費とのバランスで、ある程度の入場料金がかかってしまうという難点がある。

特に、お盆のようなトップシーズンだと、大人1日5400円もする(小学生でも3800円)。だから父母+子ども2人だけで2万円近くしてしまう。これはなかなか…という話なのだが、この「東京サマーランド」を運営する「東京都競馬」の株を100株持っていると、なんと無料入場券が2枚もらえるのである(なお、長期間持ち続けると、1年間でもらえる枚数が増えていく)。

どう考えても、この方法を使わない手はないだろう。

昔は良かった、、、

一方、昔は同じ多摩地区にあった「よみうりランド」のプールも、同社の株式を持っておくことで、利用券を株主優待でもらえた時代があった。しかし、数年前に非公開化(非上場)にしてしまったために、この優待は消滅してしまった。

実は、よみうりランドのプールもそれなりに高かったところを、優待でタダで入場できて(しかも優待には乗り物券もついてくるため)大変お得だった。優待廃止はたしか2年ほど前だったと思うが、私は当時、大変残念に思った記憶がある。先日のサイゼリア以上の落胆だった。

いずれにせよ、レジャー費をタダで浮かすことができると、FIREに向けて、家族サービスで支出することの自己嫌悪をかなり和らげることができる。これ、FIREの成功に向けた努力を続けるためにも、本当に大事なことだと思う。

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