公務員の副業解禁ムードに水を差す重大犯罪、、、万死に値するよ

市役所職員が、職務権限でアクセスできる個人情報を流用して副業の探偵業に活用、、、。それが発覚して逮捕。しかも休職から復帰するタイミングでちょっと出勤した時に端末を操作して、って。

守秘義務違反は副業云々関係なく成立しうる法令違反だけれど、これは、「しくじり公務員」の典型例と言わざるを得ませんね。

というか、ホレ見ろ、公務員の副業解禁を進めるとこうなるんだ、と、副業を進めるご時世に水を差す事件になってしまう。

前にも書いた気がするが、名作漫画「ナニワ金融道」の中で、借金で首が回らなくなった、当時の社会保険事務所職員が、社会保険料を滞納している中小企業の情報を金融業者に1件いくらで売る、という話があった。社会保険料を滞納している企業は資金繰りが苦しいから、融資を持ち掛けると食いつきやすいというわけです。

もちろん完全な守秘義務違反であり、発覚すれば懲戒免職もの。

公務員は、住民基本台帳情報とかにアクセスできるので(もちろん、限られたごく一部の職員のみ)、悪用しようと思えばできてしまうので、ちょっと魔が差すと、できちゃうんです。

ただ、今は操作記録とかも残るから、わりと簡単に見つかってしまう。

頼むから、公務員の副業規制緩和に水を差すようなことは止めてもらいたい。ほんとうにそれだけだ。

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